spoon. 136号

松井「アフレコ中、夏菜子ちゃんが今どこを録っているのかわからなくなって、しゃがみながら台本をパラパラめくっていたので、今ここですよって言ったら、わざわざ立ってくれて、こっちを向きながらありがとうございます！って言ってくれたのが、すごく可愛らしかったです。その瞬間、夏菜子ちゃんが本当にレイカちゃんに見えて愛おしいと思いました」

森川「（どれみちゃん関連の）おもちゃは全然買ってもらえなかったんです。でも唯一お母さんがおんぷちゃんのバックを誕生日でもないのに急に買って来てくれたことがあって、それが嬉しすぎてずーっとそのバックを使っていた記憶があります。私意外と形の変わったも のが好きなんですけど、もしかしたら今自分が好きなものとか、ファッションセンスって、どれみちゃんからこれがかわいいということを学んだのかもと思います」

（レイカはだめんずの彼氏持ちで、それを百田さんが演じるのがとても斬新な印象を受けたという意見に）
百田「斬新ですか？(笑)。最初はダメ彼氏という存在が想像がつかなかったんですけど、 友達の話とかを聞いて全く同じではないですけど、ダメなやつだけど憎みきれなくて、一緒にいちゃうという人は意外に身近にいるんだなとわかったので、ある程度リアリティを持って演じられたかなと思います」

（SWIMMER退社後デザインチームのお別れ会に行くとSWIMMER社長に）
『ひづめさん！　サンプルチェックしてん！』と言われたんです（笑）。ブランド終了までに発売する商品のサンプルがいくつかあったので『あーちょうどいいところに来た！　これ返事出しといて！』と お別れ会の前にサンプル確認と修正指示を提出して（笑）。みんなもそれを見て笑っていました、『あれ？ ひづめさんもう社員じゃないよね？』って(笑)」

（近藤が小寺さんが飲んでいたペットボトルを飲みなよと渡されドギマギするシーンは）「あの可愛らしさがこの映画の魅力だと思います。私自身あのシーンを撮るまでボルダリングの事ばっかり考えていたので、すっかり恋愛要素があることを忘れていたんですけど、作品になったものを見て小寺さんここだけ女の子だと思いました（笑）。我ながら恥ずかしかったです」