spoon. 155号
- 本体価格 907
- 発売日 2023.08.28
- コード 05475-10
- 表紙巻頭特集
- 『キリエのうた』表紙巻頭撮りおろしインタビュー12ページ
- 『キリエのうた』表紙巻頭撮りおろしインタビュー12ページ
- (以下見出しより)
アイナ「私は観終わった後、命はどこでも燃えられるんだと思いました。キリエは路上で自分の歌を歌うことで命を燃やしていたし、夏彦が懸命に走り抜いている瞬間やイッコさんの姿にも命が燃えているのが見えました。フミさんが“悔しい……”って泣いてる時もなんだかフミさんの命が揺れている感じがしました。登場人物全員一人一人に命が燃えている瞬間があって、受け取り方はそれぞれだと思うんですけど、私はそれを歌で表現できたのかなと思います」松村「夏彦という役について、撮影が始まる前に岩井さんと話させてもらった際に、岩井さんご自身が仙台のご出身ということもあって、夏彦のモデルになった方が仙台にいらっしゃっるとお聞きしたんです。その方の体験に100%シンクロすることはできないんですけど、台本を読んだ時点で自分なりの向き合い方が決まりました。撮影順で言うと、『キリエのうた』が先で『すずめの戸締まり』が後だったんですけど、『キリエのうた』あったから『すずめの戸締まり』に自分の気持ちを決めて臨めたと思っています」
黒木「私は出来ることなら岩井さんはもっと長くしたかったのでは?と思いました。岩井さんはそれぞれのキャラクターを通して観ている人に“生きよう”と思えるエネルギーを伝えたいと思っていらっしゃって、たぶんもっと使いたいシーンはあったと思うんですけど、映画として必要なシーンを集めたら、この上映時間になったと思います。それだけに一瞬のカットだけ出ている方でも、その人の人生の背景がチラリと見えたりするんです」
広瀬「(好きなシーンは)たくさんあるのですが、子供の路花ちゃんが教会でどんどん涙がたまってくるシーンの表情も忘れられないですし、台本だけでしか読んだことがなかったシーンだからこそ、路花ちゃんが木の上で歌ってた歌がすごく印象的でした。同じ歌がキリエとイッコのシーンでも出て来るので、繰り返し使うことですごく意味が出て来るなと思いました」
- 『映画プリキュアオールスターズF』関根明良、菱川花菜、ファイルーズあい鼎談12P
- (以下見出しより)
関根「秋からはTVアニメ「キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~」も始まるじゃないですか? オトナプリキュアもずっと続いていけば、今回のメンバーの大人になった姿が見られるのかも、とちょっと期待をしています。一年間の放送の間にプリキュアがいろいろなことを学んで、それを大人になった時にどう活かすのかが気になるところでもありますし、今私たちの「ひろプリ」を見てくださっているお友達が大きくなった時にまたプリキュアを楽しんでもらえたら嬉しいです」 - 白岩瑠姫(JO1)『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』撮りおろしインタビュー12P
- (以下見出しより)
(青春ラブストーリーものの映画をやりたいということは周りの方に伝えていたのですか?という質問に)
「やりたいってことは公言はしてなくて、自分が内側で思っていただけだったのでびっくりしました。自分が持っている 夢や目標もほとんど言わないです。不言実行で行きたいので」 - 山時聡真『君たちはどう生きるか』『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』を語る10P
- (以下見出しより)
「僕は学園ドラマの生徒役を経験したからこそ、いつかは先生役をやりたいです。松岡茉優さんは『GTO』で菅田将暉さんは『35歳の高校生』に生徒役で出ていらっしゃったので、 3年D組の生徒からも必ず先生役をする人は生まれるんです! なのでその一人になりたいです」
お詫びと訂正
spoon.10月号 8ページ13行目から始まる質問項目で誤りがありましたので、以下訂正版を掲載させていただます。
――アイナさんが演じるキリエはKyrieと書いて、讃美歌の「キリエ・エレイソン」もイメージさせますし、映画のテーマを象徴する名前ですよね。