spoon.125号

百花「こっちもそんなにコミュ力高い方じゃないから、最初はお見合いみたいでしたね。 趣味はなんですか? みたいな。ギターのサカナちゃんとキーボードののぽ。はめっちゃ目が泳いでいる感じで、この人たちはコミュニケーション能力的にどうなのかなと思いました(笑)」

佳「(150.2bitというバンド名は)最初はメンバーの個々にまつわる数字の平均をバンド名に入れるというアイデアだったんだよね」

百花「ところがゴロがいい数字にならなかったんで、それに近くてゴロがいい数字で、ま、いいっかということで(笑)」

のぽ。「bitって音楽制作に関する単位で、あまり聞き慣れない言葉だから新鮮に聞こえていいんじゃないかと」

高木「最初に(のちに『ドルメンX』の連載を立ち上げる)担当編集さんに会ってから一年ぐらいはいつか一緒に出来たらいいですねぐらいの感じで全然ネームを私が作って持って行かなかったんです。男性アイドルもの描きたいですって答えた時も ああ、いいですね。今需要ありそうで と流されていて。それが担当さんが関ジャニ∞にハマってから突然動き始めて(笑)。私と担当さんのアイドルに対する熱量が合致してからは、すごい勢いでネームが描けたんです」

山崎「私は初めてインタビュー受けた時に素直に関ジャニ∞が好きでギターを始めましたと答えたら驚かれたことに驚きました(笑)。私は本当に自分が辛い時に聴くのってジャニーズ以外ないんですよ。もちろんロックも聴きますし、いいライヴを観たら感動したりはするんですけど」