spoon.129号
- 本体価格 ¥907
- 発売日 2019.02.28
- コード 05475-04
- 表紙巻頭特集
- 特集 BOYS to Y.A
- 窪田正孝表紙巻頭撮りおろし＆インタビュー16ページ
- 以下、リード・テキストより
「弊社が窪田正孝さんに注目し、単独で特集号も出した2011年、窪田さんはまだ若き名バイプレーヤー的なポジョンにいて、カジュアルなスタイリングにハットというコーデが定番でした。今回久しぶりに 当時のスタイリングを再現したのは、若手俳優時代と今の窪田さんの違いを定点観測的にビジュアル化 したかったからです。その結果は……当時はなかった神秘的なオーラと艶を写真に刻めたのでは？と思います。この取材を実施したのは『唐版 風の又三郎』の東急文化村シアターコクーンの上演期間中。 舞台出演前にお時間をいただいたということで、劇中窪田さんが演じた、風の又三郎を探す少年・織部 のスイッチが若干入っていたからなのか、当日の窪田さんは少年性も同居させていて、期せずして現代のヤングアダルト・スターとしての窪田さんを可視化することに成功したのではと自負しています。4月からスタートするフジテレビ月9ドラマ『ラジエーションハウス』で窪田さんは「人に見えないものまで見抜く」放射線技師・五十嵐唯織を演じますがこのキャラクターも一途に幼馴染の甘春 杏を思い続ける少年性 を同居させているのが特徴。『ラジエーションハウス』はまだ原作も物語の序盤戦という作品なので、今後ドラマと原作が相互作用を起こして、作品を大きく育てていけるかという隠れたミッションも窪田さんは担っているのでは？と思ったので、インタビューラストではその点も踏み込んでお聞きしました」以下同インタビュー見出しより
(6年ぶりの舞台『唐版 風の又三郎』では)
「『サマーヌード』が終わってからすぐに蜷川幸雄さん演出の『唐版 滝の白糸』に入ったのを思い出しました。 あれ以来蜷川さんにもお会いできなかったんですけど、6年ぶりに文化村に行ったら ひょっこり蜷川さんが出てくるような気がしたんです」 - 2019年のジャニーズJr.の群像劇『映画 少年たち』 予習用テキスト8ページ
- 以下リードテキストより
「半世紀を超える輝かしいキャリアを持ちながら、一冊の自伝も著していないジャニー喜多川氏が初めて製作・総指揮をとった『映画 少年たち』。本稿ではこの作品をジャニー氏の半自伝的映画であるという側面から捉え、まるでリアル・ドラえもんのようにたくさんの少年たちからキュートなミラクルを起こす“ジャニーさん”として愛されてきた彼の、知られざる映画製作者としての才気と情熱を読み解きます！」 - ティモシー・シャラメが語る最新主演作『ビューティフル・ボーイ』8ページ
- 以下見出しより
「僕は、NYで公的な助成を受けるアーティストが住むアパートで育ったんだ。そこでは、誰もが経済的 に何とかやり繰りするのに必死だった。だから俳優になる夢が叶って日々感謝の気持ちで一杯なんだ。 映画のプレミアに行っても、人が僕の映画を観てくれるなんていまだに信じられない」 - 第2特集『21世紀の女の子』加藤綾佳 × 東佳苗 “第3の思春期”対談
- 山戸結希監督・企画・プロデュースの『21世紀の女の子』誌上解説トークショー14ページ！ 同作内で新作『粘膜』を発表した加藤綾佳監督、『out of fashion』を発表した東佳苗監督のお二人に『21世紀の女の子』の鑑賞法をじっくりと指南してもらいました。
以下見出しより
加藤「私、酔っ払っている時に携帯のメモに思っていることをつぶやいて入れているんですけど、そのメモに “足の指の毛を数える話” と “セックスの仕方忘れちゃった” っていうメモがあって、これをネタにしようと思ったのが最初でした」東「私は若い子が持つ将来の夢に関する映画を撮ろうと思いました。服飾学生の話を作る人はいないだろうなと思った ので被らないと思いましたし、結果的に自分らしさを描かざるを得なかったですね」
