spoon.133号
- 本体価格 ¥907
- 発売日 2019.10.28
- コード 05475-12
- 表紙巻頭特集
- 特集 TIPPING POINT
- 松本穂香『わたしは光をにぎっている』モチーフ撮り下ろし表紙巻頭インタビュー
- 中川龍太郎監督によると本作で松本穂香が演じた澪は『魔女の宅急便』のキキに相通じる存在とのことだが、本作でキキの空飛ぶ魔法に当たるのが、タイトルにもなっている『わたしは光をにぎっている』という詩の一編。
これは、山村暮鳥の詩集『梢の巣にて』の中の一節から取られているとのことなので、実際にその一編が収録された 山村暮鳥の全集を松本穂香さんに持ってもらい劇中の澪を再現してもらいました!「最近、めちゃめちゃ明るいわけでもないけど暗くも見えないって言われたんですけど、 健気みたいな役が多いんですかね。健気に見えているのかもしれません(笑)」
- 橋本良亮(A.B.C-Z)「寂しがり屋と野心家のはざまで」撮り下ろし12ページインタビュー
- 今冬公開のオールスターキャストムービー『決算!忠臣蔵』で赤穂浪士四十七士の一人・武林唯七役に抜擢された橋本良亮。中村義洋監督にその天然体質を評価され“橋本のまんまでいい”と、刀を売ってしまうダメンズ侍・唯七を好演したのに、 本人が思い描く俳優の理想像は相当高いステージにあるようで、時にメランコリックな表情も……。
そこで今回はA.B.C-Zの橋本良亮だけでなく、俳優・橋本良亮のブランドもいつか確立したいという彼の本音に迫りました!「僕は、そもそも画面に映った自分を観るのが得意ではないんです。自分のレギュラー番組も歌番組も観ませんし。だから『決算!忠臣蔵』の試写会は緊張して薄目で観ていました(笑)。でも監督は橋本のいいところを出そうとテイクも重ねてくれて、堤真一さんからも橋本は中村監督と出会えてよかったって言っていただきました」
- 玉城ティナ×『地獄少女』白石晃士対談
- 『Diner ダイナー』の大場加奈子役、『惡の華』の仲村佐和役、と話題作の出演が相継ぐティナちゃんの最新のハマり役は実写版『地獄少女』の閻魔あい! そこで今回はティナちゃんとは『貞子vs伽椰子』以来3年ぶりのコラボとなる同作の白石監督とこの作品の本質についてじっくり語り合ってもらいました!
白石「(『地獄少女』では)玉城さんの芝居が素晴らしくて」
玉城「『貞子vs伽椰子』で怯えの演技の基礎を学んだおかげです(笑)」
白石「じゃあ『Diner ダイナー』の怯え方の元には『貞伽椰』があったと(笑)」
玉城「本当にそうですよ。唇の震え方とか」